この一年近く、手仕事について学んだ事を、書き止めているノートがボロボロになってきました。エトランジェのB5サイズには、喜多川歌麿と東洲斎写楽の浮世絵が大胆に飾られています。知り合いの女性は、日本人の私が、このような趣味である事を不思議がります。面白いですね。日本の色彩文化は、大胆な作風でありながらも、日本人ならではの繊細な色彩表現で、とても上品です。
人は、簡単には手の届かない異文化に憧れを持ちます。私もその一人です。激しく異文化に惹かれて、アジアの中でも特に日本文化を蔑ろにしてきた気がします。そんな時期を過ぎ、改めて目の前に見るものは、日本の美しいソフトな色彩。
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