秋めいて来る頃に似合うRumerの2枚目のアルバム"Boys Don't Cry"
Karen Carpenterの生まれ変わりみたいで、自然に目頭が熱くなります。このアルバムは時代と共に消えてしまいそうなヴィンテージ音楽を凝縮させたもの。最近では簡単に探せない音楽が詰まったアルバム。それをさらっと歌ってしまうRumer。彼女のオリジナル曲ではないけれど、こうやって沈んで消えていきそうなビンテージ音楽を現在に蘇らせて受け継いでいく事は素晴らしい。Rumerの新たな魅力をこのアルバムで見つけた感じがします。
一曲目のP.E.SloanはJim Webbがオリジナルですが、私の大好きなJackson Browneもこの歌っています。(P.E.Sloanは曲名だけど、アメリカのシンガ―ソングライターの事を題材にして歌った曲))彼女が歌うと親しみが湧いてくるので、つい口ずさんでしまいます。
それにしても渋い、一癖も二癖もあるTowne Van ZandtのFlyin' Shoesを清楚な声で歌っちゃうんですね。
実はこのアルバムの中で私の一番好きな曲です。
Home Thoughts From Abroadはメロディック過ぎて、他の事が手につかなくなる。
Travelin Boyは歌詞が良い、とても切ない。
この曲はPaul Williamsが歌うと親近感が湧く感じがして、Art Garfunkellの場合だとRumerさんに近いイメージです。
彼女はBob MarleyのSoul Rebelまで歌っている...
このままこのアルバムの事を綴っていると終わりが無いので、この辺で終ろうww
さて秋の雲を探しながら、ゆっくりと聴いていたいアルバム"Boys Don't Cry"は譬えたら流浪の雲のようです。
彼女が敬意を込めて歌った彼らの音楽が、このアルバムでまた花開いた!
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