Annさんおすすめのイギリス人作家、カズオ・イシグロの作品「日の名残り」と「わたしを離さないで」。1989年、長篇小説「日の名残り」でイギリス最高権威あるブッカ―賞を受賞された方です)2冊の作品を早速買いに行き、先に「わたしを離さないで」を読みました。(もう2月の事だったんだと..今複雑な思いがしています..)さてこの作品ですが正直言って、この本を読んでいる間はまったく現世の中で生きている心地がしませんでした。それほど強烈な作品でいつも平常心に戻しながら、いつも胸に抱きしめて読んだ作品です。もう涙が止まらなくて..それでも訳者、土屋正雄さんのおかげで彼ら(へ―ルシャム出身者)の一期一会をすべて美しく豊かに表現された文体、いくつか好きなシーンもあります。支えきれない感情が溢れ過ぎてどうにも出来なくて、もう読みたくないと思いましたが戦慄を与える作品を情景から背けないで、もう一度読んでみたくなりました。”きわめて希有な小説”と英米文学研究者の柴田元幸さんが解説されていました。重要な事は読まれた方はブログなどでスト―リ―は秘密に。映画の方も見て観たい。「私を離さないで」は3月26日から全国劇場公開
→http://movies.foxjapan.com/watahana/
ps.Annさんへ、素敵な作品を紹介して下さった事に感謝します!Halより
コメント遅くなりすみません!
返信削除読んでくださったんですねーカズオイシグロ!
Halさんも好きになって頂けて嬉しいです。
『私を離さないで』は確かに、作品に入り込んでしまうと抜けられなくて
重いですよね。
「入り込む」ことができる自体、素晴らしい作品の証だと思いますが・・・
重い。苦しい。
そして訳者さんの選ぶ言葉に、私もとても感動しました!
『日の名残り』も、とても美しい日本語で綴られていて感動します。
翻訳なのに原作の空気を壊さないってすごいですよね。
土屋政雄さんは他にも、モームの『月と六ペンス』とかを訳していますよ。
私も読書しよーっと!
Annさんへ
返信削除いえいえ、気になさらないでくださいね。
コメント下さってありがとうございます!
Annさんの事をもっと知りたいと思いましたのですぐに書店へ買いに行きました~
吸い込まれるような感じでわたしを離さないでを読みました。
今は日の名残りを読んでいる途中です。
今度は土屋さんが訳された作品を探してみますね。本屋さんに行く楽しみが出来て嬉しいです。
私のおすすめはブラジル作家、パウロ コエ―リョ「アルケミスト」です。
何か乗り越えれない時に読んだり、私のお守り代わりような本です。
仕事が一息ついたらAnnさんのブログに遊びに行きますので待っていてくださいね。